突然ですが、”虫の知らせ”って聞いたことありますか?
なんとなく聞いたことあるけど、説明できるくらい知っているわけじゃないひとが多いのではないでしょうか?
意味は下記になります。
虫の知らせとは、人間の体内に住むといわれる昆虫がその人にもたらしてくれるニュースという意味で、第六感や霊感による予知情報のことをいう。
第六感や霊感による予知能力が、一般的にあまり楽しいお知らせをもたらさないように、「虫の知らせ」も近しい人の死や災難のお知らせが主であり、もっと明るいニュースをわれわれに知らせてくれれば、虫たちともう少し親しくしてやってもよいのにと思わせる。
人間の体内に住むといわれる「虫」は、「虫の知らせ」のように予知能力をつかさどったり、「虫のいどころが悪い」「虫が好かない」というように感情を左右したり、「虫が起きる(子どもが病的な症状を起こす)」というように病気の原因になったりと多方面で活躍しており、人間活動になくてはならない存在となっている。
以上が”虫の知らせ”の意味になります。
これはあくまで、予知のようなもので、なんとなく感じるようなものです。
実在する虫は関係ありません。
今回ご紹介するのは実在する虫で、風水的に金運がアップする虫です。
中には見かけるだけでも金運が上がると言われています。
「虫なんて関係ないやろ?」
なんて思ってるあなた!
虫は森羅万象を司ると言われ、古来より天災を教えてくれます。
有名なのは台風が近づくと虫たちが一斉に姿を消すといったものや、大雨の前の日は虫の鳴き声が聞こえないなんてものです。
そして、中には見かけると幸運になれると言われている、縁起のいい虫も存在します。
宝くじやギャンブルをする際に探して金運アップするといいでしょう。
コガネムシ(黄金虫)
金運アップにいい虫の代表といえばコガネムシです。
日本の童謡に「黄金虫は金持ちだ~金蔵建てた~蔵建てた~♪」なんて歌があるほどですからね(笑)
名前も漢字で書くとわかりますが、いかにもって感じの名前ですよね。
カナブンとコガネムシって同じようにみえますが、同じコガネムシ科になりますので似ていて当たり前なんです。
ですが、カナブンとコガネムシはちゃんと違う昆虫に分類されていますので、間違えないようにしましょう。
違いといえば、背中の色が、カナブンの色味は黄土色や赤銅色なのに対し、コガネムシは緑色の割合が強いです。
見つけたら、上記の写真と見比べて確認してみてください!
テントウムシ(天道虫)
てんとう虫は、下から上に向かって移動する習性を持ち、太陽に向かって飛んでいくように見えることから、天道虫(てんとうむし)と呼ばれ、幸せを運んでくれる虫として、世界的に縁起の良い虫と言われています。
特にナナホシテントウを見つけると必ずいいことが起こると言われていることで有名です。
- テントウムシが身体にとまると幸せがやってくる
- 手にテントウムシが止まると結婚が早い
- てんとう虫を見かけたら、心の中で「恋に関する願い事」を唱えることで、その願いが叶う。
以上のことが有名ですね!
体にテントウムシが止まると金運がアップするそうで、某掲示板で第761回BIGの1等に当選された方が、当選の1週間位前に頭にてんとう虫がとまったそうです。
虫が体にとまるのはイライラしたり、避けてしまったりしますが、テントウムシは我慢しましょう(笑)
タマムシ(玉虫)
先ほどのコガネムシが、実はこのタマムシだという説もあります。
タマムシ(玉虫)は、古くから宝石等と同じように珍重され、別名「吉丁虫」とも呼ばれ縁起の良い虫と言われています。
この宝石のように輝いているタマムシ、奈良県斑鳩町の法隆寺が所蔵する「玉虫厨子(たまむしのずし)」の金銅金具の下に装飾のためにタマムシの羽が入れてあるそうです。
タンスに入れておくと着物が増え(昔は貴重だった)、財布に入れているとお金が増えると言われています。
あ、生きているものを入れないでくださいね!
羽ですよ(笑)
トンボ(蜻蛉)
トンボは「勝虫(かちむし)」とも呼ばれ、古くから縁起の良い虫と言われています。
ギャンブルする人にはもってこいの虫ですね。
勝虫と呼ばれる由来は雄略天皇が、狩に出かけた際に、腕を刺したアブをトンボがくわえて飛び去った事から、強い虫、縁起の良い虫ということで勝虫と呼ばれるようになったそうです。
また、絶対に前に飛び、後ろに下がらないことから、勇猛果敢で勝負強い虫として、勝利を呼ぶ虫と言われ、兜の前立てや武具に用いられたりしています。
猛将の本多忠勝なんかの武具にはトンボが書かれているそうです。
ちなみに7~8月にひらひらと飛ぶ、羽の黒いトンボ、羽黒トンボは「神様トンボ」として知られています。
中々見る時期も限られている貴重なトンボなので見ることができれば、幸運の兆しとして考えると良いでしょう。
ムカデ(百足)
見た目はグロテスクで毒を持っていますが、実は縁起がいい虫なんです。
ムカデもトンボ同様、前に進む事しかできず後退しない事から上記のトンボ同様、縁起の良い虫と言われています。
また、ムカデは漢字で書くと「百足」と書くことから「足が多い→お客さんが多く来る→商売繁盛」と考えられ、商売人から縁起の良い虫と言われているようです。
今でも商売繁盛のお札なんかに百足と書かれているものもあります。
でも、見つけたらやっぱり駆除しちゃいますよね(笑)
一応参考知識としてお話はしておきますが、ムカデは種類によっては毒を持っています。
「縁起がいいから捕まえよう!」
なんて考えはやめましょう。
まとめ
- コガネムシ(黄金虫)
- テントウムシ(天道虫)
- タマムシ(玉虫)
- トンボ(蜻蛉)
- ムカデ(百足)
以上です。
虫というのは見た目が気持ち悪いことから嫌われてしまう存在なのですが、実は私たちを助けてくれる虫はたくさんいます。
ヤモリが家の蚊を食べてくれる。
蜂が食物の種を運んでくれる。
挙げれば様々です。
むやみやたらに嫌うのは失礼です!(自分も嫌いです・・・ごめんなさい)
でも、中には毒を持った危険な虫もいますので注意してください。