夏の風物詩といえば”花火”ですね。
よくお祭りで打ち上がる花火なんかを家族や恋人と一緒に見ている人はおおいのではないでしょうか?
実は花火は見て楽しむだけじゃなく、金運もアップしてくれるんです!
今回はそんな花火に隠された神秘のパワーをご紹介したいと思います。
花火と金運の関係
そもそも、なぜ花火は金運を上げるパワーがあると言われているのか。
もともとは花火は、お盆の後、先祖の霊を霊界に無事に送るために行われる「送り火」から始まったものです。
よく、盆踊りで先祖の霊をもてなした後、花火をあげて先祖を還すというのが習わしでした。
それがいつしか、花火だけが夏のイベントとして認知されるようになりました。
お盆で戻ってこられたご先祖様をしっかりとお見送りして、先祖を供養することが、結果的に自分自身の運気をアップさせることにつながるということで、花火は開運効果があると言われます。
花火の中でも特に金運アップ効果が高いのが”線香花火”なんです。
線香花火の先端には、丸い形の火の玉ができますよね?
円形というのはお金の形と一緒になります。
そのことから、線香花火の先端にできた火の玉を、できる限り長く落とさずに燃やし続けると金運アップに非常に効果があると言われているんです。
実際に、子供の頃に、家族や友達と、誰が一番長く落とさずにいられるか、競ったことがある方もいるのではないでしょうか?
私は勝負事が大好きなので、よくやりました(笑)
そんなときにも、金運を上げるチャンスが潜んでいたんです。
手持ち花火には様々な種類がありますが、金運を上げたい方は線香花火をするときに、特に真剣に取り組むといいでしょう。
とはいえ楽しくやっているのに真剣にやりすぎて無言にならないようにしましょう。
打ち上げ花火の掛け声
よく打ち上げ花火を見ている時に「た〜まや〜」なんて叫んだ記憶はありませんか?
これまた私は叫びました。
実は最近も叫びました(笑)
これ昔は「か〜ぎや〜」というのもあったんです。
実はこれも金運アップ!
ということは全くありませんよ(笑)
じゃあ何の意味があるのか?
このかけ声は”両国川開き”で人気を競った花火師の店の名前に由来するのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
そもそも玉屋は鍵屋で番頭を務めていた腕のよい職人・清七が独立した、いわゆる分家になります。
屋号も、鍵屋が守護神としていた鍵屋稲荷の祠に祀られている狐の一方が「鍵」を、もう一方が擬宝珠の「玉」を持っていることに由来しています。
以降、1810年から両国の川開きで鍵屋とともに花火製作を担い、「玉やだと 又またぬかすわと鍵や云ひ」と川柳で詠まれた通り、鍵屋をしのぐほどの人気を博しました。
でも、実は、1843年に出してしまった火事が原因で玉屋は江戸を追われることになったのです。
こうして人気花火師だった玉屋は、かけ声は残れど一代限りで失脚してしまっているのだ。
ちなみに鍵屋は、現在にいたるまで15代に渡り続いているそうです。
小ネタですが、恋人と行く花火だからこそ、物知りアピールをするチャンスです。